伝統派空手道の競技紹介

はじめての方が空手の試合を見ても勝敗やルールが分かりづらいことと思います。
このページでは、競技ルールの分かりやすい動画を紹介いたします。
動画は全日本空手道連盟の公式Youtubeチャンネル、紹介文は 2017年1月、WKFルールより 「監修 JKFan」を引用しています。

「組手」は見てみたいけど、「形」はあまり…と思われる方もトップ選手の打つ「形」を間近で見れば衝撃を受けると思います。
東京2020オリンピック競技は個人種目のみとなりますが、「形」、「組手」とも団体競技がとても盛り上がります。
一度、試合会場へと足を運ぶことをおすすめします。

空手競技「形(かた)」

形は、古くから伝わる攻防の技を、一連の決まった動きにまとめたもので、相手を仮想して単独で演じます。7人の審判が、技術点と競技点それぞれの評価基準に基づいて採点をします。

●技術点
①立ち方
②技
③流れるような動き
④タイミング
⑤正確な呼吸法
⑥極め
⑦一致性:流派の基本に一貫性があるか

●競技点
①力強さ
②スピード
③バランス

空手競技「形(かた)」の2019競技説明ムービーです。
宇佐美里香さん、中町美希さんがモデル協力で、その魅力とルールをわかりやすく解説!

空手競技「組手(くみて)」

組手では、選手は安全具を着用し、1対1の攻防を行います。
4名の副審が赤と青の旗を持っており、有効な技が決まれば、その選手に旗をあげます。4名のうち2名以上の副審が旗をあげたら、選手はポイントを得られます。
ポイントは、技の難易度によって変わります。男子3分、女子2分の時間内に相手と8ポイント差をつけるか、競技時間終了時に多くのポイントをとった方が勝利となります。
スコアが0-0で試合時間を終了した場合は、5名の審判による判定(多数決)で勝者を決めます。
※2017年1月のルール改訂に伴い、試合時間終了時点で1-1以上の同点の場合は、『先取(先にポイントを取ること)』の権利を持っている方が勝者となるか、または双方が『先取』の権利を持たない場合は5名の審判による判定となりました。より攻防の激しい試合が繰り広げられるようになってきています。

組手のポイント
1ポイント:上段または中段への突きまたは打ち
2ポイント:中段への蹴り
3ポイント:上段への蹴り、倒れた・投げた相手への突き

空手競技「組手(くみて)」の2019競技説明ムービーです。
荒賀龍太郎選手、西村拳選手がモデル協力で、その魅力とルールをカッコよく解説!

空手競技「形(かた)」「組手(くみて)」の2019競技説明ムービーのメイキングです。

宇佐美里香さん、中町美希さん、荒賀龍太郎選手、西村拳選手がモデル協力。
空手のトップ選手である彼らが、その魅力とルール、見どころをわかりやすく解説しています!

空手競技「団体形」

「団体形」は3人で1チームを構成し、一つの形を3人で同時に演武します。「個人形」同様に演武の正確さ・パワー・スピード・バランスがその技術の合理性に適っているかを競い合います。特に3人が呼吸を合わせ、同じ形を演武するので、その同調性が重要なポイントとなります。「団体形」の決勝戦・3位決定戦では、形の中に含まれている攻防の技術を正しく理解できているかを競い合う「分解」という演武が競技の中に含まれている場合があります。
これは演武した形が、実際にどのような技術で出来ているのかを3人が具体的にパフォーマンスをします。対峙する2人(あるいは3人)が突き、蹴り、投げなどの攻防を、実際のスピードの中で行なう大変迫力のあるものです。
世界大会で行われる「分解」は完成度が高く、大会の華とも呼ばれ、観客を魅了します。

空手競技「団体組手」

「団体組手」はチームで競い合う競技です。
1チーム5名で、先鋒・次鋒・中堅・副将・大将の順に戦い、勝者の多いチームが勝ちとなります。
女子の場合は1チーム3名(先鋒・中堅・大将)です。
身長、体重無差別で行われます。対戦順などの作戦・戦略によりチームの勝敗が大きく変化するため、個々人の実力が高いと評されるチームが負かされることもあります。こうした頭脳戦の要素を加味して観戦するとおもしろ味が増します。
勝者が同数だった場合はチーム全員の獲得ポイント数が多いチームの勝利となり、さらにこのポイント数が同数だった場合は、代表者を出して、代表戦で勝敗を決めます。